マストバイ(レシート応募)キャンペーンとは?
仕組み・LINE活用・成功のポイント

マストバイキャンペーンとは、対象商品の購入を応募条件とし、レシートなどの購買証明を提出して参加するキャンペーン手法です。
現在は、LINEログインベースの応募フォームとAI-OCRによるレシート自動読み取りを組み合わせた運用が主流です。
本記事では、仕組み・3つの型の違い・実施ステップ・成功のポイント・ツール選定の軸・法律面の注意点を順に解説します。

最終更新日: 2026年8月5日

01

購入者だけが参加できる

応募条件が「対象商品の購入」であるため、実際の売上に直結しやすい販促手法です。トライアル獲得・リピート促進・まとめ買い促進に使われます。

02

LINE×AI-OCRで応募が簡単

はがき・郵送は不要。LINEログインで応募し、レシートを撮影して送るだけ。AI-OCRが自動で読み取り、応募条件を判定します。

03

目的に合わせて型を選べる

その場で結果が分かるインスタントウィン型、ポイントを貯めるマイレージ型、両方を組み合わせたハイブリッド型の3つの型があります。

マストバイキャンペーンの仕組み

結論:LINEログインベースの応募と、AI-OCRによるレシート自動読み取りの組み合わせで、
「購入者だけが参加できる抽選」を自動化する仕組みです。

参加者から見た基本的な流れは次のとおりです。

  1. 対象商品を店舗で購入し、レシートを受け取る
  2. 店頭POPやSNS告知などからキャンペーンページにアクセスし、LINEでログインする
  3. レシートをスマートフォンで撮影してアップロードする
  4. AI-OCRがレシートを自動で読み取り、応募条件を満たしているかを判定する
  5. 応募完了。インスタントウィン型の場合は、その場で抽選結果が分かる
利点1

応募ハードルが低い

はがきの記入や郵送、専用アプリのインストールが不要で、普段使っているLINEからスマートフォンだけで応募が完結します。

利点2

LINE友だち化で継続接点

応募を通じて参加者とLINEでつながるため、キャンペーン終了後も新商品情報や次回施策の案内など、継続的なコミュニケーションにつなげられます。

利点3

購買データが蓄積される

AI-OCRで読み取った応募データはエリア・店舗別の分析に対応しており、どの地域・どの店舗で購入されたかを踏まえた次回施策の設計に活かせます。

3つの型と向き不向き

結論:商材の単価と購買頻度で選びます。飲料・低単価・リピート品はインスタントウィン型、
高単価・まとめ買いを促したい商材はマイレージ型が向いています。

型1

インスタントウィン型

応募すると、その場で抽選結果が分かる型です。

  • 特長:結果がすぐ分かるため参加体験が良く、参加のきっかけを作りやすい
  • 向く商材:飲料・低単価商品・リピート購入される商品
  • ねらい:トライアル獲得、店頭での「ついで買い」の後押し
型2

マイレージ型

購入のたびにポイントを貯め、貯まったポイントに応じて応募・特典交換できる型です。

  • 特長:複数回・複数個の購入を促せる
  • 向く商材:高単価商品・まとめ買いを促したい商品
  • ねらい:リピート購入の習慣化、購入点数の引き上げ
型3

ハイブリッド型

インスタントウィン型とマイレージ型を組み合わせた型です。

  • 特長:「その場で当たる楽しさ」と「貯める継続動機」を両立できる
  • 向くケース:初回参加のきっかけ作りとリピート促進を同時に狙いたい場合
  • ねらい:参加のすそ野拡大と購買継続の両立

実施の6ステップ

マストバイキャンペーンは、次の6ステップで進めるのが基本です。

  1. 企画:目的(トライアル獲得/リピート促進/まとめ買い促進)とKPI、対象商品・対象チャネルを決める
  2. 景品設計:ターゲットに合わせた景品・当選本数と、型(インスタントウィン型/マイレージ型/ハイブリッド型)を決める
  3. システム設定:LINEログイン応募フォーム、AI-OCRの読み取り条件、応募規約・キャンペーンページを設定する
  4. 告知:店頭POP・SNS・広告などで、対象商品と参加方法を分かりやすく伝える
  5. 運用・抽選:応募状況をモニタリングし、不正応募のチェック・問い合わせ対応・当選者への景品提供を行う
  6. 分析:エリア・店舗別の応募データを分析し、次回施策の改善や流通向けの提案に活かす

注意:システム設定と応募規約の整備は、告知開始の前に必ず完了させてください。応募条件やレシートの有効条件が告知物とキャンペーンページで食い違うと、問い合わせやトラブルの原因になります。

成功のポイント

結論:期間は30〜60日で設計し、実施して終わりにせず、データ分析とLINEでの継続接点まで含めて設計することが重要です。

01

期間は30〜60日で設計する

キャンペーン期間は30〜60日が成果の出やすい傾向にあります。90日以上の長期開催は参加が中だるみする傾向があるため、長期実施の場合は景品や告知の切り替えなどのテコ入れを事前に設計しておきましょう。

02

商材に合った型を選ぶ

飲料・低単価・リピート品はインスタントウィン型、高単価・まとめ買い商材はマイレージ型が基本です。目的が複数ある場合はハイブリッド型を検討します。

03

エリア・店舗別分析を活用する

応募データはエリア・店舗別の分析に対応しています。どの地域・店舗で応募が多いかを把握し、次回施策のエリア設計や流通向けの提案材料として活用しましょう。

04

LINE友だち化で継続接点を作る

LINEログイン応募の強みは、キャンペーン後も参加者とつながり続けられることです。応募をゴールにせず、友だち化した参加者への情報発信・次回施策への誘導まで設計しましょう。

ツール・パートナー選定の5つの軸

マストバイキャンペーンのツールやパートナーを選ぶ際は、次の5つの軸で比較することをおすすめします。

軸1

OCR精度と不正対策

レシートの読み取り精度が低いと、正しい応募が弾かれたり、条件を満たさない応募が通ったりします。同一レシートの使い回しなど、不正応募への対策があるかも確認しましょう。

軸2

カスタマイズ性

応募条件(対象商品・購入点数・対象チャネルなど)やキャンペーンページのデザインを、ブランドや企画の要件に合わせて柔軟に設定できるかを確認しましょう。

軸3

事務局代行の範囲

当選管理・景品の手配や発送・参加者からの問い合わせ対応など、事務局業務をどこまで任せられるかで、社内の運用負荷が大きく変わります。

軸4

データ分析の粒度

エリア・店舗別など、どの粒度で応募データを分析できるかを確認しましょう。分析の粒度が細かいほど、次回施策や流通提案への活用の幅が広がります。

軸5

個人情報の管理体制

レシート応募では参加者の個人情報や購買情報を取り扱います。取得データの管理体制やセキュリティ、キャンペーン終了後のデータの取り扱いルールを確認しましょう。

実施前に確認すべき注意点

マストバイキャンペーンは購入を条件とするため、実施前に次の3点を必ず確認してください。

  • 景品表示法への対応:購入を条件に景品類を提供する場合、景品表示法上のルールが適用されます。景品の内容や提供方法によって適用されるルールが異なるため、企画・景品設計の段階から、専門知識のある事業者や社内の法務・関係部門と確認しながら進めてください。
  • 応募規約の整備:応募条件、レシートの有効条件(対象商品・購入期間・対象チャネルなど)、当選権利の取り扱い、不正応募が判明した場合の対応などを応募規約に明記し、キャンペーンページから参照できるようにしてください。
  • 個人情報の取り扱い:取得する情報の利用目的を明示し、適切な安全管理措置のもとで管理してください。キャンペーン終了後のデータの取り扱いについても、事前にルールを決めておくことが重要です。

よくあるご質問

対象商品の購入を応募条件とし、レシートなどの購買証明を提出して参加するキャンペーン手法です。現在はLINEログインベースの応募とAI-OCRによるレシート自動読み取りを組み合わせた運用が主流で、はがき応募に比べて参加のハードルを下げられます。
飲料・低単価・リピート品には、その場で抽選結果が分かるインスタントウィン型が向いています。高単価商材やまとめ買いを促したい場合は、購入のたびにポイントを貯めるマイレージ型が向いています。両方の特長を組み合わせたハイブリッド型という選択肢もあります。
30〜60日の期間設定が成果の出やすい傾向にあります。90日以上の長期開催は参加が中だるみする傾向があるため、長期で実施する場合は景品や告知の切り替えなど、期間中のテコ入れ施策をあらかじめ設計しておくことをおすすめします。
いいえ。AI-OCRがレシートを自動で読み取り、応募条件を満たしているかを判定します。読み取った購買データはエリア・店舗別の分析に対応しており、次回施策の改善や流通向けの提案資料などに活用できます。
景品表示法における景品類の提供ルールへの対応、応募規約の整備、個人情報の適切な取り扱いが主な注意点です。景品の内容や提供方法によって適用されるルールが異なるため、企画・景品設計の段階から専門知識のある事業者や関係部門と確認しながら進めることが重要です。

執筆・監修:GMOユナイトエックス株式会社 編集部
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最終更新日: 2026年8月5日

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